アメリカ育ちが日本へ就活その驚きの状態は?アナログ世界パート2
ずっと夢に見ていた
成人式は日本でお祝いする
中学生のころからそんな夢を見ていた
でもまさかその夢が叶うとは
20歳になる数ヶ月前に来日し日本語学校へ
その5年後にまさか日本で就活してるとは
夢にも想像にもよぎらなかった。
叶うもなにも夢でもなく現実か異世界か
わからず進んでいった
そして目にしたその風景はもっと想像できず
踊りきのオンパレード
前回は
日本の学校でのアナログ日々
そして今回はその続編
就活編
マイナビ、リクナビとは?
ホテル学科に通い1年後には就活の始まりだった
そして授業中にいきなり
ここに関してはアメリカと似た部分あるかもしれない
就職サイトを使い一気にたくさんの会社に応募できる
ようにするメソッドの一つでもある
なのに、履歴書は手書き!?
なんでや...(それはまた後程)
ここから私が見た衝撃的な風景
社会人教育
日本は社会人になるときも研修というものがあり
学校中には教育システムがしっかりしてて
とにかく日本は育成に関しては壮大な力を入れてるように感じた
SPI、社会人マナー、ウェブテストなどなど続く
就活始める以前に試験ありまくりの日々
日本語の教育を受けてこなかった私からしたら
地獄そのものだった
他に同じ道歩んでる外国人の同級生もいたから何も言えず
(にも拘わらず必死に他の道探そうとしたけど)
ホテル学科だからというのも大きいけど
敬語の教育が始まり
それまでに持っていた日本語への自信が崩れていた
ホテルだから周りの2倍難しかった
ホテルで使う接遇言葉だけでなく
社会や会社に入った場合に使われる
尊敬語、謙譲語、丁寧語なども
きっちり教えられる。
アメリカだと敬語などの教育もなく
ましては敬語3種類もなく
礼儀を示すか親しく話すかくらいの違い
だけだったため
どう翻訳して英語でも理解できるようになるか
という方法などなかった
初めて努力というものを知った
敬語も含めてだけど
未知で1から10の知らない世界へ入り込む姿勢
そんなの初めてだった
テスト勉強、未来を考える、勉強する
そんなの初めてだった
それまでなんとかなる、ギリギリセーフ
というパターンが一瞬して消えた
テスト結果でショックを超えた落ち込み
そして最初に受けたのがSPI
英語は満点だったもちろん
そして他の科目見ると
ビリから3番目
ひどすぎる成績
今でも先生に叱られたの覚えてるな
そこから本を買って無心に問題をとけていた
(ネタバレするとそこから上達することはなかった)
そして
一番驚いた履歴書
よいよ3月が参りました
いきなり授業で配られたかなり大きいな書類
この巨大ペーパー何??と頭の中がはてな
めくると名前、住所など
その隣には好きな授業、長所を埋める空欄
学校で経験した一番の異文化
手書きが手間
一人が何十社応募する中で
情報を記載する履歴書は全部手書き
図書館入るたびに
皆はスーツを来て
多少の調整をしながら
何枚も何枚の紙に自己アピールなどを書いていく
コピーもしてみた(却下)
パソコンで打った (却下)
友達と書いた:字が違いすぎて(却下)
唯一残された手書き
私も諦めペンを出した
そしてアメリカではけしてない
写真を履歴書に載せる
(見た目で判断になってしまうため
許されていないとのこと)
アメリカバージョン
アメリカだとレジュメ・CV
というものがあり
そこでは手書き?かんがえれない
全部パソコンで打ち
採用担当のEメールに送るか
印刷し送るかの選択
真心溢れるやり方か効率とスピードを重視するやり方
面接
リクルートスーツ
そこで応募した末に面接日が来た
黒スーツ着て神戸や大阪へ
スーツも不思議に思えた
大勢の中で有力人材を引き出すために
同じ服着せるのか?と疑問に思えた
捉え方変えると見た目に囚われずに
心とポテンシャル性だけ見るためにとか
その点故居ではリクルートスーツもなく
オフィスカジュアルで面接
人材選びのちょっとした違い
書類通過
それはどっちの国にも必要
ただ一つだけ違うのは
アメリカはコネクションが大事
繋がりが大事
ネットワーキングが大事
日本ではたとえ中途でそんなスキル求められても
新卒としてそういうスキル取得を条件として少ない
日本はポテンシャルをみてくれるその人の可能性
賞をとったかと経験というものをみる
よく言われるのが
経験を得るために経験が必要なアメリカ
とんでもない社会だとね
その点日本はたとえ経験がなくてもその人
の中身、会社との相性を見る。
日本は磨ける人材を見つける
アメリカは磨かれてる人材を引き出す。
面接と内定
神戸版
そして面接受けに行った
通常はなんで企業に入りたいか
長所、短所、会社に何を貢献できるか
など様々なエピソードを述べる
文化上には参考にならないかもしれない
私の場合は1時間面接をし
聞かれたのが背景
1日10回は聞かれるこれらの質問
ハーフですか?
何とのハーフですか?
なんでそんな日本語上手いんですが?
...
え!?日本入ってないんですが?
から始まり計1時間の面接。
アメリカの場合はハーフや
混ざってる子が多いから
もっと真剣な質問聞かれたと予想
大阪版
ここのホテルだとアメリカ、日本問わず変わらない模様
夢にみてたあの世界的有名なホテルで
適性試験800人中600人は落ちた試験
なんとか通過
面接官同じ愛知県で意気投合
1次通過
そして着た謎の2次と3次
どっちも2分以内で終了
そして気づいたら2社応募2社面接2社内定の結末
ちょっと届けたい心のメッセージ
ここで言いたいのは地獄として
始まった就活
いくら頑張っても上達できなかった筆記
そしてクラスの成績低レベルの私でも
未知の世界。文化違いすぎる世界でやりきれたよ
だから留学したい新しい環境行きたいでも何もわからない
と感じるあなた!
何もなくても、そんなの関係なくて
そこで苦労し、学び、成長し
それを繰り返してるうちに
とんでもない結果出してるよ。
できないことなんてない。